記事一覧

シンプリシティ (37mm) プラチナ No.57

複雑さと独創性を極め、その才能と専門知識を証明したデュフォー氏が、時計の原点である「いつまでも使い続けられること」に立ち戻るため発想されたのが、極めてシンプルな3針時計のシンプリシティです。2000年のバーゼルワールドで発表され、2014年ごろまでにシリーズとして200本が生産されました。これは年産10数本ですが、シンプリシティのブリッジの緩やかにカーブを描くような流れや、大胆で魅力的な面取り、コート・ド・ジュネーブといった装飾や組立が手作業で行われていることを考えると年産10数本であっても驚異的であると言えます。

 次のオークションで販売されるNo.57は、同氏が製作したシンプリシティの中でも初期のモデルの1つです。過去にクリスティーズで2016年に販売された近い製造番号をもつNo.61の個体は、198万香港ドル(約2800万円)で落札されています。現在の環境を考えれば、今回のオークションでは、ロー・エスティメートは軽々と超えていくのは間違いないと思います。

同オークションのオーレル・バックス氏(バックス & ルッソ シニアコンサルタント)とアレクサンドル・ゴッビ氏 (ヨーロッパおよび中東地域のウォッチ部門責任者)は、今回のコレクションについて共同コメントでこう語っています。

【関連記事】:http://funakoshi.top